院長コラム

2021年11月16日 火曜日

山﨑長郎先生の前で、、、

みなさまこんにちわ2年?ぶりのアップです。
私がSJCD大阪会長(大阪支部長)をしています、日本臨床歯科学会が東京でありました。

日本最大のスタディーグループから、現在、学会化に向けて進んでいる我が団体は、臨床研究に取り組む一方、もともと得意分野であった包括的治療の高度な発表が相次ぎました。レベルが高い!
我々のグループの総合治療力はやはり、日本一、いや世界一だと自負しております。
本学術大会は、会員は全国からウェブ参加ですが、東京の会場には顧問級の重鎮ばかりが集まり、超重苦しい雰囲気でした(苦笑)

そんな中で、私は、最後の教育講演を担当させていただきました。私のような若手?(51笑)にこのような大舞台を与えていただいた役員の皆様にお礼と感謝です。
しかも、私の講演の座長(司会役)はあの、歯科界のカリスマ!山﨑長郎理事長に担当していただけるという前代未聞?の大舞台でした。山﨑先生は一言で言うと、すごい人です。
歯科医師会とか政治団体でなく、学術団体のトップとして今でも世界の第一線に君臨するレジェンドの先生です。そう、世界のヤマサキ!




  

講演内容は欠損(歯がなくなったスペース)にインプラント治療が有利か、矯正治療でスペース閉鎖が有利か、症例を使用して解説しました。
今回はウェブ主体でしたが、早くみんなで集まってワイワイ討論できる世の中になってほしいですね。



投稿者 米澤歯科醫院 | 記事URL

2019年12月 6日 金曜日

日本矯正歯科学会での講演

日本矯正歯科学会で講演してきました。
日本矯正歯科学会は学会の中で最も敷居と権威のある学会の一つです。その中で専門医や指導医、認定医が免許更新のためにも?多くの先生方が出席します今回4000人の出席だったそうです。
一般の『口演』といわれる発表数は多いのですが、メインの教育講演は数少なく、ほとんどが教授クラスで構成されます。そのようなところで最後の大セッションでの講演を米澤がさせていただきました。テーマの内容は『過去の難症例・再治療症例から学ぶ未来への戦略的矯正診断・治療』と難しいですが、要はトラブル症例(他院で終わった失敗症例のリカバリー)です。 私の演題は、『難症例においても到達したい咬合学的不時着点と戦略的矯正診断』ということで、私は矯正治療だけでなく、補綴、インプラント、と総合的に診断しますので、矯正治療でのリカバリーの到達点のポイントなどを講演させていただきました。
同じセッションで講演演者は菅原準二先生と嘉ノ海龍三先生、両先生は世界中で有名な重鎮でスターです。座長は神奈川歯科大の不島教授と、小川晴也先生。これらの先生と同じセッションで講演できたことは一生思い出?です。講演後様々な反響をいただき、人生をかけて行なった講演はおかげさまでなんとか無事に終えることができました。
今後このような解決方法に明るい、総合的治療計画を立てていく我々GPO(米澤主催のスタディーグループ)の発展が患者さんにより良い治療を行えるような活動を続けて行きたいと思います。また、私のような若輩者に、このような人生最大の大抜擢のチャンスをいただいた大会長の吉田教明教授に感謝いたします。





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2019年6月17日 月曜日

大阪大学歯学部にて講演を行いました!

大阪大学歯学部同窓会に招聘いただき講演をしてきましたhappy01
その朝ちょうど朝5時に千里山で鉄砲強奪事件があり、
大阪大学は超近所なので限界体制でしたsweat01
それにも関わらず、大勢の参加者にお集まりいただき、まことに感謝ですshine
我々講演を行う歯科医は芸人同様?で、ピンの講演で集客が少なければ仕事がへっていきますweep
執筆本pencilも同じで、売れなければ次の話はありませんcrying
講演は3時間でしたが、熱気ムンムンで東京医科歯科大学で講演させていただいた時に負けないくらい質問も多く、盛り上がりましたsign01
世話役をしていただいたSAFEでいつも一緒の十河基文教授に感謝です!shine



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2018年1月18日 木曜日

15周年を迎えて。〜歩んできた道のり〜



おかげさまで米澤歯科醫院は15周年を迎えることができました。
これも地域の皆様が温かく迎え入れていただいたおかげです。

早いものでもう15年になりますが、思い起こせば開業時、当時若干32歳でした。

長崎大学を卒業後(首席と言いたいですが、あまり真面目な学生ではありませんでした(笑)

神戸の歯科医院に就職し、ガムシャラに勉強させていただきました。
厳しい医院長ではありましたが、自由にさせていただきました。

精神的に追い詰められながら?必死でがんばる20代でした。
勉強することは苦にならない人間ですので、かたっぱしから本を読んで勉強しました。

歯科では高額な歯科研修会が多く存在しましたが(現在では、私の主催も含め、多数講師を務めています)、
何しろ当時貧乏で自力で勉強するしかありませんでした。
それでも矯正治療など必要なものを厳選し受講しましたが、当時年収より高かったですね。

今の時代では早いですが、27にして結婚もし、妻と二人で苦労を楽しみましたね。

しかし、私には素晴らしい出会いがありました。
師匠の下間一洋先生(矯正専門医)と本多正明先生(補綴専門医)に出会えたことです。
本多先生は親父のようなもので、無鉄砲で、無作法な私を人間教育からしていただいたと思っています。

 開業というものは、サラリーマンの子供の私には大変大変大きな勝負でした。
それに向けて邁進した20代ではありましたが、莫大な借金をして、もし何かあれば両親の家ばなくなるということです。
(兄弟、父母にお願いし、実家を担保にさせていただきました)。

開業当初32歳の私は、万全を期してきたと自負はあれど、まだまだ不安な毎日でした。
そんな時、師匠が医院を訪れて、私を励ましました。

『米澤、ブレるなよと』。

多くの弟子たちを見てきて、開業すると、儲かる方へ、経営に専念する歯科医が多いのです。
私は、この学術の世界で病院をまかない、身を立てていくと決心したのですが、嬉しい一言でした。
 
開業後、順調に全てが進みました。

しかし、医院経営の方は、開業後3年くらいで起こったリーマンショックとともに一時傾きました。

住宅地の開業なので、どこかで頭打つことは予想はしていましたが、医院にとって試練でした。
それから、学術だけでなく患者さんの満足度や、接客もスタッフ皆で考えるようになりました。

よくある、歯科医にぶら下がっている(たかる?)経営コンサルタントには手を出しませんでした。
出してはいけないと、若い先生には私は今では指導しています。

等身大の技術以上の経営をすべきではないと思うのです。

医業はサービス業ですが、商売ではありません。
ですので、歯科に関しては貪欲な向学が必要ですが、経営に関しては等身大かそれ以下のもので十分です。

患者さんがいい迷惑です。経営の勉強ばっかりしている歯科医院には、私でしたら通いたくありません。

 そして、開業して15年。
おかげさまで、私には想像できなかったほど、歯科界で名が売れるようになりました。

今年は戌年を代表する歯科出版社の新聞まで掲載させていただきました。




全ては患者さんのために。
様々な活動を通してさらに研鑽し、患者さんのためになるよう、スタッフ一同努力していく所存です。



米澤歯科醫院 米澤大地

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2017年7月18日 火曜日

歯科医師が選ぶ「いい歯医者」 意外なポイントとは?

歯科医師が選ぶ「いい歯医者」 意外なポイントとは? 先日週間朝日のAERAでこんな記事がありました。
記事によると、玉石混合と言われる歯科医師において、無差別にアンケート行ったのでは無く、勉強している歯科医師を選択した、と。
その結果



なるほど、専門分野とか、所属して勉強する学会とか、納得。次に、記事によると意外であったこと。





③の技術的なことが来ると思いきや、①の治療計画がだんとつ1位であった。虫歯治療や、歯周病治療、インプラント外科手術の技術などが高いことはあたりまえ。
その上で、一口腔単位として、総合治療計画を立てる重要さ、や難しさを指摘しているのだろうflair

先日、日本インプラント臨床研究会というところに招聘され、一時間講演を行ってきました。熱海fishで旅館が会場!




実はこの連休はSJCDの講義と下間矯正研究会の発表とで大阪じゅうハシゴでしたので、講演お断りしようと思ったのですが、熱海fishと聞いて喜んで受けましたsmile

内容はまさしく、そのインプラントや矯正治療を含む総合治療計画について。



           



大変難しい内容にもかかわらず、皆さん一生懸命お聴きいただきました。歯周病と歯の喪失が絡んだ治療計画は非常に複雑です。この方法を広めていくのが私の、ライフワークです。








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